令和4年10月21日
関係各位
九州縄文研究会
会長 宮本 一夫
第31回 九州縄文研究会沖縄大会の開催について(お知らせ)
拝啓
皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、今回の九州縄文研究会沖縄大会では、近年特に南島地域を中心として調査研究が進展しております洞窟・岩陰遺跡をテーマとして取り上げます。九州における洞窟・岩陰遺跡については、1960年代に日本考古学協会洞穴遺跡調査特別委員会が中心となって系統的な調査研究が進められ、特に西北九州では福井洞窟や泉福寺洞窟など、学史的に著名な遺跡の調査成果にもとづいて、縄文土器起源論をめぐる論争が繰り広げられました。一方、近年では過去の学史的資料についても再検討が進められるとともに、新たな洞窟・岩陰遺跡の調査研究も着手されるなど、土器編年だけでなく、遺跡の機能や環境に迫るデータも蓄積されつつあります。
そこで、本大会では近年良好なデータが蓄積されつつある洞窟・岩陰遺跡に焦点をあて、これまでの研究を整理しつつ、洞窟・岩陰遺跡の利用について地域的・年代的な検討を行いたいと思います。多くの課題を抱える洞窟・岩陰遺跡について、この機会に問題点を整理し、今後の調査・研究を展望する機会としたいと考えております。
つきましては、研究会開催についての周知と研究会への参加について呼びかけていただければ幸いに存じます。なお、参加の申込み方法や会場へのアクセス、詳細な日程等、何か質問や疑問等がございましたら、お手数ですが下記の事務局までご連絡ください。
敬具
【問い合わせ先】
沖縄大会実行委員会事務局
担当:亀島慎吾
E-mail:kamekameshima@gmail.com
参加申込書、もしくは下記のフォームから申し込んでください。
リンク先
https://forms.gle/HVRsTzjjL6vDspeT8
※すでに参加申込いただいた方は不要です。
九州縄文研究会事務局
※資料集の販売受付は行っておりません