令和元年10月27日
各位
九州縄文研究会会長
宮本 一夫
第30回 九州縄文研究会鹿児島大会の開催について(案内)
拝啓 清秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
九州縄文研究会では、これまで縄文時代の遺構に関する検討のほか、近年では縄文時代草創期の土器・遺構,早期後葉の土器,後期中葉の土器・石器などについて集成を行い、研究の現状や課題について理解を深めてきました。
記念すべき第30回目となる今大会では、南西諸島に位置する鹿児島県の徳之島を会場として,九州・沖縄に所在する島々を取り上げ,下記のとおりのテーマ・日程で開催いたします。つきましては、研究会開催について広く周知いただくとともに、ふるって御参加いただきますようお願いいたします。
敬具
記
1 日 時 令和2年2月23日(日)~2月24日(月)
※22日(土)は移動日,移動手段等の詳細は別紙参照
2 場 所 天城町防災センター(鹿児島県大島郡天城町天城)
3 テーマ 「島々の考古学 -人はなぜ島を目指すか-」
※詳細は別添開催要項参照
4 申込方法 別添「参加申込書」に必要事項をご記入の上、令和2年1月31日(金)までに下記担当までメールもしくはFAXにて申込みください。
<問合せ先>
第30回 九州縄文研究会鹿児島大会事務局
担当:岩永
Tel: 0995-70-0579((公財)鹿児島県文化振興財団埋蔵文化財調査センター)
Fax:0995-70-0576(同上)
第30回 九州縄文研究会鹿児島大会 開催要項(案)
1.日 時 令和2年2月23日(日)・2月24日(月)
2.会 場 天城町防災センター(鹿児島県大島郡天城町)
3.テーマ 「島々の考古学 -人はなぜ島を目指すか-」
4.開催趣旨
第30回九州縄文研究会鹿児島大会では,九州・沖縄に所在する“島々”の縄文時代を中心とした考古学的情報を集成し,「島々の考古学-人はなぜ島を目指すか-」をテーマに開催します。
九州・沖縄には,有人と無人を合わせて約1,000の島々が存在します。それらの島々には,それぞれの成り立ちとともに,人が関わる履歴も残されている場合があります。今大会では,島々における縄文時代に関する考古学的情報を集成することにより,島々と人がどのように関わってきたのか,そこにはどのような思いが巡っていたのか等について考え,「人はなぜ島を目指すか」という,いわば永遠のテーマについて語り合う機会を作ることを目的としています。
今回の資料集成や研究発表を通し,縄文時代における九州・沖縄の島々の様相を確認するとともに,その成果を今後の縄文時代研究における基礎資料として活用していただけたら幸いと考えています。
5.主 催 九州縄文研究会
6.日 程
1日目:2月23日(日)
【開 場】 8:30~ 9:00 受付
【開会行事】 9:00~ 9:10 開会あいさつ 宮本一夫 (九州縄文研究会会長)
【基調講演】 9:10~10:00 堂込秀人 (公益財団法人 鹿児島県文化振興財団 埋蔵文化財調査センター)
【研究発表・報告】【各県の動向】【討 論】
10:00~16:00 現在発表者と内容を調整中
【調査・報告書等報告】
16:00~16:40(各県5分程度)
【閉会行事】 16:40~16:50 閉会あいさつ 宮本一夫(九州縄文研究会会長)
【事務連絡等】 16:50~
※ 会場では遺物見学会も行う予定です。
【情報交換会】 19:00~ 徳之島町内
2日目:2月24日(日)
【遺跡見学会】9:00~12:00
面縄洞穴・カムィヤキ古窯群・下原洞穴
徳之島内での移動方法については,公共交通機関での移動が難しいため,各自の車(自家用車・レンタカー等)利用を基本でお願いします。なお,可能な限り乗り合わせでお願いいたします。
宿泊地は懇親会会場付近の以下のホテル等をおすすめします。
ホテルグランドオーシャンリゾート・ホテルレクストン徳之島・ホテルニューにしだ・
ホテル幸栄・ちとせ旅館など
徳之島研究会会場ほか概略図
九州縄文研究会事務局
※資料集の販売受付は行っておりません