第1回西日本縄文文化研究会
『西日本縄文文化の特徴』
日時:2005年11月19・20日
会場:兵庫県中央労働センター
(1)土器型式圏の推移
発表1:「土器型式圏の広域化」 矢野健一(立命館大学文学部)
発表2:「南九州の縄文時代早期土器型式の諸問題-南九州の早期前葉の貝殻文系円筒土器と早期後葉の土器型式組列について-」 新東晃一(鹿児島県立埋蔵文化財センター)
討論司会:中村友博(山口大学)
(2)集落の様相
「関西地方の縄文集落の規模と構成-その小規模性の理解-」 瀬口眞司(財団法人滋賀県文化財保護協会)
「九州の縄文後期集落」 水ノ江和同(福岡県立アジア文化交流センター)
「西の社会 東の社会」 丹羽祐一(香川大学経済学部)
コメント:谷口康弘(國學院大學文学部)
討論司会:前迫亮一(鹿児島県立埋蔵文化財センター)
(3)後晩期農耕論
「中・四国における縄文後・晩期の農耕-岡山県における石器の様相から-」 山本悦世(岡山大学埋蔵文化財調査研究センター)
「西日本縄文農耕論-種子圧痕と縄文農耕の概要―」 山崎純男(福岡市教育委員会)
討論司会:大下 明(雲雀丘学園中学校・高等学校)
事例報告
「兵庫県佐用郡の縄紋遺跡」 藤木 透(佐用郡教育委員会)
(4)精神文化
「列島西部縄文時代の精神文化-大型石棒・刀剣形石製品を中心に-」 中村 豊(徳島大学埋蔵文化財調査室)
「西日本における縄文土偶の変遷」 大野 薫(大阪府教育委員会)
コメント:小杉 康(北海道大学文学部)
討論司会:伊藤正人(名古屋市教育委員会)
総合討論 司会:網谷克彦(敦賀短期大学)・島津義昭(熊本県教育庁)