令和6年1月30日
各位
九州縄文研究会会長 宮本 一夫
第32回九州縄文研究会大分大会の開催について(案内)
拝啓 歳末の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、今回の九州縄文研究会大分大会では、九州縄文時代の“ものづくり”をテーマとして、下記のとおり開催いたします。つきましては、研究会開催について広く周知いただくとともに、ふるって御参加いただきますようお願いいたします。
敬具
記
1 日 時 令和6年3月2日(土)~3日(日)
2 場 所 大分県立埋蔵文化財センター 第2講座室(大分市牧緑町1番61号)
3 テーマ 「九州縄文時代の“ものづくり”-生産遺跡・製作遺跡の諸相を探る-」
※詳細は別添開催要項参照
4 申込方法 別添「参加申込書」に必要事項をご記入の上、令和6年2月25日(日)までに下記担当あてメールでお申込みください。
<問合せ先>
第32回九州縄文研究会大分大会事務局
担当:横澤 慈
Tel: 097-552-0077(大分県立埋蔵文化財センター)
Fax: 097-552-0700(同上)
Mail:yokozawa-shigeru@pref.oita.lg.jp
第32回 九州縄文研究会大分大会 開催要項
令和6年1月30日
1 期 日:令和6(2024)年3月2日(土)・3月3日(日)
2 会 場:大分県立埋蔵文化財センター(大分市牧緑町1番61号)
3 テーマ:九州縄文時代の“ものづくり”-生産遺跡・製作遺跡の諸相を探る-
4 趣 旨:九州縄文研究会では、これまで各時期の土器や、漁撈具、祭祀遺物や装身具等の遺物や、竪穴建物、貝塚、墓、陥し穴、集石遺構・炉穴等の遺構、低湿地遺跡や洞窟・岩陰遺跡などがテーマとして取りあげられ、これら遺構や遺物、遺跡情報の蓄積が図られてきた。しかし、縄文人の生活に関わる道具の製作に関するものは、いまだに取り上げられていない。
第32回大分大会では、九州においてどのような生産遺跡・製作遺跡が確認されているのか、その情報の蓄積を図るとともに、九州縄文時代のおける“ものづくり”の通時的な理解と、地域的・技術的な特徴を検討する。また、生産遺跡・製作遺跡における発掘調査上の問題、調査手法についても焦点をあて、“ものづくり”にアプローチする方法論や、調査研究の課題を整理し、今後の調査・研究に資する機会としたい。
5 主 催 九州縄文研究会
6 日 程
3月2日(土)
12:00~13:00 受付
13:00~13:10 開会あいさつ 宮本一夫(九州縄文研究会会長)
【記念講演】
13:10~14:10 「≪回顧≫大分県の縄文時代研究」
坂本嘉弘(別府大学非常勤講師、元大分県教育委員会)
【研究発表】
14:10~14:40 「姫島産出の石器石材」 綿貫俊一(大分県立埋蔵文化財センター)
14:40~15:00 休憩・資料見学
15:00~15:30 「製作遺跡の発掘調査とその成果-三万田東原遺跡の事例から-」
大坪志子(熊本大学埋蔵文化財調査センター)
15:30~16:00 「東名遺跡におけるものづくり-有機質遺物を中心に-」 西田 巌(佐賀市教育委員会)
【九州・沖縄各県における洞窟・岩陰遺跡の概要】(各県5分程度)
16:00~16:40 各県集成担当者
【情報交換会】
19:00~21:00 トキハ会館カトレアの間(大分市府内町1丁目137-3)(予定)
3月3日(日)
9:00~9:30 開場・受付
【討論】
9:30~10:50 登壇者 綿貫俊一・大坪志子・西田 巌、司会 横澤 慈(大分県立埋蔵文化財センター)
10:50~11:10 休憩
11:10~11:40 各県の縄文関係調査・報告書の概要(各県3分程度)
11:40~11:45 閉会のことば
12:00~ 会場撤収
8.参加費・参加方法・その他連絡事項
・参加費無料。資料集は実費を頂戴します。
・参加希望者は、事前に別添の「第32回九州縄文研究会大分大会 参加申込書」にてお申込みください。
・事務局では宿泊の斡旋はいたしません。各自で手配をお願いします。
・大分県立埋蔵文化財センターへは、JR日豊本線「牧」駅から徒歩6分、バスは大分駅前⑥番のりばから大分バス「一里塚行き」乗車、「牧」バス亭下車徒歩2分。車でお越しの場合は大分駅から滝尾橋を経由し下図矢印に沿って約10分(無料駐車場あり、約200台駐車可)。
・当日、資料見学スペースを用意していますので、休憩時間等にご利用下さい。
・大分県立埋蔵文化財センターは9:00開館、17:00閉館です。時間厳守でお願いします。
【問い合わせ先】
大分大会実行委員会事務局(担当:横澤 慈)
E-mail:yokozawa-shigeru@pref.oita.lg.jp
九州縄文研究会事務局
※資料集の販売受付は行っておりません